ふくわらいブログ

鍼灸・漢方がWHOの国際疾病分類に登録
日本や中国の伝統医学としての鍼灸・漢方が、
WHO(世界保健機関)のIDC(国際疾病分類)に
新しい「章」として追加される見通しです。



WHOは、これまでも1996年に鍼灸治療の適用症についてリストを
発表していました。
日本の厚生労働省にあたる、アメリカのNIH(国立衛生研究所)は、
それらの効果について研究し、合意声明を出しています。

これまでの適用症は、
神経系(頭痛・神経痛・自律神経失笑衝など)
運動系(リウマチ・五十肩・腰痛など)
循環器系(高(低)血圧・心臓神経症など)
消化器系(胃炎・肝機能障害・便秘下痢など)
その他呼吸器系、代謝内分泌系など11系統について
リストにあげられていますが、
いずれも西洋医学を基準とした「疾病(病名)」がその対象と
なっていました。

今回IDC(国際疾病分類)に新たに章として追加されるのは、
「伝統的な東洋医学」の章です。

伝統医学としての鍼灸は、その治療対象を
「疾病(病名)」ではなく
「証(平たく言うと症状)」としていて、
います。

例えば、
「胃炎」でも、その症状が「吐き気」なのか「痛み」なのか、
「頭痛」でも、痛む部位や痛み方・時間帯によって、
また、その日の全身状態や精神状態によっても
その治療法は変わります。

今回WHOが伝統的東洋医学を国際基準として追加する背景のひとつに、
これまで同期間で扱ってきた医療統計が西洋医学一辺倒であった事、
伝統医学を利用するアジア圏での統計がほとんどなかったこと、
への見直しがある様です。

新たに追加される章の内容はまだわかりませんが、
とても楽しみです。
鍼灸治療に携わる者として、
この認定には大きな意義があると感じます。
同時に、国際基準に対応できるだけの
知識と技術を持たなければ行けないと、
気を引き締めたいと思いますオッケー

産経ニュースさんの記事を参考にさせて頂きました。
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